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愛される小猫(10)

こんなトコロで感じるなんて、思いもしなかった。 達也さんの指で摘まれて、捻られて、引っ張られて押し潰されて…先端からじわじわと甘痒い痺れが襲ってくる。 「あっ、あん、ああっ」 甘く反響する声は自分の声じゃないみたいで… 我慢しようと歯を食いしばるけれど、達也さんの巧みな指使いと、俺の中に埋まっている彼自身の存在感に、もう抑えることができなくなっていた。 その声に煽られるように、達也さんは徐々に腰の動きを加えてきた。 「あっ」 角度を変えながら、ゆっくりと浅く深く埋め込まれていく楔に、怖さや羞恥、痛みよりも、嬉しさと快感が優ってくる。 「あうっ、た、つや、さんっ」 「うん。いい子だ、弘毅。2人で…気持ち良くなろうな…」 「あっ、ん…んふっ…」 「弘毅…お前のナカ、吸い付いて離してくれそうもないよ。 …すっげぇ、イイ…搾り取られそうだ…」 「あっ、そんなっ、あうっ…はっ」 ごりごりと擦られ穿たれて、身体を支える腕が折れて上半身が壁にぺたりとくっ付きそうになるのを必死で支えている。 物凄い圧迫感と異物感なのに頭の芯まで痺れて、ぞわぞわと背中を電流のようなものが走り抜けている。 キモチイイ モットオクマデ 本能が捲し立てている。 俺に触れる達也さんの肌は更に熱を帯びて、いつの間にか止められたシャワーヘッドから滴が頬にぽたりと落ちた。 「うっ…んっ、んんっ…あっ」 「くっ…はっ…ぐうっ…」 喘ぐ俺の声に、達也さんの吐く男らしくて荒い息遣いが被さって聞こえる。 …達也さん…俺の身体で感じてくれてるんだ… 嬉しくて胸がきゅううっ、となった。

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