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デートに保護者(14)

「ああっ」 ふと視線を下にやると、下着のシミが更に広がっていた。 今のでイってしまったのだろう。 「…達也さん、酷いです…」 涙声に顔を上げると、瞳に薄らと涙を溜めた弘毅が口をへの字にして見下ろしていた。 俺はすかさず弘毅の右手を取ると、はち切れんばかりに怒張した俺自身をスラックスの上から握らせた。 一瞬手を引き抜き掛けた弘毅だったが、なお力を込めて押さえ付けると俺の目を見つめてきた。揺れる瞳は次第に情欲を帯びていく。 圧迫されて行き場を失った俺自身は、びくびくと脈打ち今にも爆ぜそうな勢いで、堪りかねた俺は弘毅に懇願した。 「弘毅、俺もこんなになってるんだ。 早くお前の中に入らせてくれ。」 「達也さん…こんなに俺のことを…」 「そうだ。お前にしかこんなに反応しない。 頼む、早くひとつに……」 弘毅の返事も聞かずに唇を奪った。 シャツをめくり子供にするように万歳をさせて脱がせると、一気に下着を剥ぎ取り裸にした。 弘毅の震える指は俺のベルトを外し、ジッパーを下ろそうとするが、昂りが引っかかって上手くいかない。 「シャツのボタンを外してくれ。」 弘毅の手を胸元に持っていき上は弘毅に任せて、俺はやっとのことでスラックスと下着を脱ぎ捨てた。 引き千切るような勢いで上半身も裸になると、弘毅の手を取りシャワーの下に立った。 抱きしめると、じわりと弘毅の温もりが伝わり、2人の屹立が押し潰されて何とも言えない快感を呼ぶ。 俺のか弘毅のものか、どちらのものか分からないくらい早打ちする心臓の音が2人を煽る。 「気持ちイイな…」 「…はい、とっても。」 弘毅を抱いたまま、シャワーのコックを捻る。 俺の肩に当たる少し低い温度のお湯は、やがて程よい温かさとなり弘毅の身体も覆っていく。

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