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求め合う(3)
薄っすらと涙の膜の張った瞳で、弘毅が俺を見つめる。
美しい瞳はキラリと輝くダイヤに見える。
綺麗で儚くて尊い…反則だよ、弘毅……
「全く…お前ってやつは…俺をどれだけ煽れば気が済むんだ?」
「えっ!?そんな、煽ってなんか、んっ」
蠱惑の瞳の恋人に噛み付くようなキスを贈る。
平べったい胸に手を滑らせて、すぐに赤く熟れた粒を見つけて摘み上げると、甘い声を上げて腰を揺らし始めた。
「あっ、たつや、さん…あっ…」
「弘毅、もっと声を出せ。感じるままに。
何処が気持ちイイのか、もっと俺に教えろ。
俺は、お前の全てを愛してる。
愛してるんだ、弘毅。」
摘んだ粒を軽く捻りながら引っ張った。
「ああっ」
びゅくっ、と吐き出された白濁液が、俺達の腹部に飛び散った。
かわいいやつ。ここでもイけるようになったな。
弘毅は息を乱しながら謝ってくる。
「はっ、はっ…ごめんな、さいっ」
「俺は嬉しい。弘毅…俺の手で開花していくお前が愛おしくてならない。
何があっても必ず幸せにするから。」
「達也さん、俺…俺はとても、幸せです。
達也さんと出会えて、こうして愛してもらって…これ以上欲張ったらバチが当たります。
ずっとあなたの側に俺を置いて下さい。」
「弘毅……愛してるよ。」
「達也さん、愛しています…」
全身で俺への愛を表す弘毅が愛おしくて…激しい欲情の波に溺れていく。
弘毅を目の前にすると…いや、弘毅のことを思っただけで欲望のボルテージが上昇する。
覚えたての十代か。
留まるところを知らない己の欲に苦笑しながら、愛おしい恋人をどうやってイかそうか思案する。
やっぱりココだな。
尖った胸の粒を中指の腹で転がすと、擽ったいのか身を捩って逃げようとする。
乳輪もぷっくりと膨れて、何とも美味しそうだ。
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