76 / 153
第四章・9
顔を背け、歯を食いしばって旭は耐えた。
慣れていないのか、男はやたら激しく腰をやっている。
「んぅ! んっく、んん! あ、ぐッ!」
痛い。
苦しい。
お願い、早く終わって。
「あ、出る! 出るッ!」
「え?」
信じられない。
まさか、中出し……!?
「嫌だ! 抜いてぇ! 外に出してぇ!」
「悪い。もう、遅いかもッ!」
あぁ。
男の精が、吐き出される。
僕の体内に、排泄されてる。
「うぅ……」
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
76 / 153
ともだちにシェアしよう!