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第四章・10

 全て出し尽くした後、男はようやく旭から引き抜いた。 「なぁ、船津。中出ししちゃったけど、平気かなぁ?」 「昨日は安全日だ、って言ってたから、大丈夫なんじゃない?」  船津先輩。  ひどい。  酷いよ……! 「うぅ、う。っく、うぅ……」 「あらら、泣いちゃった」 「旭ちゃん、俺が慰めてあげようね」  別の男が、旭に跨る。  中を掻き出しもせずに、すぐに挿入してきた。 「もう、もうやめて。イヤあぁ……」  細かく、速く動きだす男。 「イイだろ、俺のテク。気持ち、い?」 「……ッく」  せめてもの抵抗で、旭は歯を食いしばって嗚咽をこらえた。

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