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第四章・17

 後に残された男たちは、薄ら笑いを浮かべた。 「何、あれ」 「マジになっちゃって」 「ちょっと、ふざけただけなのに」  なぁ、と船津の方を見ると、彼はすでに立ち上がり服をはたいていた。 「君たちは、楽しめたかな?」 「え? あ、まぁまぁ」 「旭ちゃんと遊べたんだから」 「セッティング、ありがとな」    また、いつでも言ってよ。    そんな言葉をのうのうと吐く船津に、さすがの3人も少々退いた。

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