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第五章・17
「平気?」
「うん」
少し、深く近づく。
「大丈夫?」
「うん」
また少し、体を倒す。
そして逸朗は、旭にもう一度キスをした。
左手をさまよわせ、彼の手を探す。
そして旭の手を握ると、今度は右手で彼の後膣を探した。
身体の後ろに息づく、小さな蕾。
だがそこは、やけにすんなりと逸朗の太い指を受け入れた。
昼間に、3人からヤられているのだ。
少し緩んでいても、おかしくはない。
それに気づいた時、逸朗はいたたまれなくなった。
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