123 / 153
第六章・6
解ったような、解らないような。
ただ、真柴と宮城が2年生から目を付けられてる、ということは解った。
「任せろ」
「俺たちが、しっかり見張っててやる」
「早く解決しろよ」
ああ、やはり持つべきものは友だ!
ありがとう、ありがとう、と逸朗は手を握って廻った。
さあ、来るなら来やがれ!
でも、なるべくなら来るな!
そんな気持ちで、逸朗は一日を過ごした。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
123 / 153
ともだちにシェアしよう!