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第11話
「悪いけどローションとかそういうのないわ。自分ので何とかしてもらうから」
「ひっ...やぁ、はるおみ...」
萎えて小さくなっているそれに触れ、上下に扱く。多感で性に素直なそこはすぐに熱を持ち始め、先端から汁を溢れさせた。性器を掴んでいれば握りつぶさんばかりで力を加えられるのが怖いのか、足をじたばたと暴れさせるのもやめていた。
そうして上下に扱き続け、先端に爪を立てて抉ってやればそこからさらに快感の涙が溢れ出し、くちゅくちゅと水音が響き始めた。
「これだけ出てればいいか」
「...う゛っぇ、何すん...ッ、ひっ、痛あ゛」
指に汁を塗りたくり、予告もなく後ろの窄まりに指を一本突っ込んでやれば千晶はその口から悲鳴を零れさせた。
「いやっ、いやだいやだいやだっ!!抜いて、痛い、痛いよぉ...ッ、」
躊躇なく指を何度も突き挿れ、温かい中を犯す。そして指を2本に変えたころにはボロボロと涙を流し、千晶はその小さな体で痛みに必死に堪えている様子だった。
「あぁ、だめだ。やっぱりお前には勃たない。誠太の時はキスする前から反応したんだけどな」
「う...う゛ぅ、ひっ...く、嫌い、だ...お前なんか大嫌いだっ、」
癇癪を上げて泣き続ける千晶。しかし春臣の中に宿るのは加虐心だけだった。
予想以上に勃たない自分のそれは使い物にならない、と春臣は車の中をきょろきょろと窺いある物を手に取った。
「売女の息子にはこれじゃあ物足りないかもしれないけど我慢しろよ」
そう言って春臣は千晶の目の前に2本の太マジックペンを見せた。そして目を見開く千晶を尻目に重ねて持ったそれを一気に千晶の中に突き挿れた。
「ひいっ、ぐぅ...嫌...いやだあああッ」
ギチギチと締め付ける中を無理に犯す。何度も何度も何度も何度も。
すると千晶の体に異変が起こり始めたのに春臣は気が付いた。
「お前、ペンで犯されて勃ってんの?変態なのはお前の方だな」
「う゛っ、うぐっあ...おねが...やめっ、」
小さなそこは芯を持って勃ち上がり、先走りを溢れさせ尻の窄まりまで濡らす。
そうして車内では小さな喘ぎ声と水音が響き渡る。
それはある一か所を突くとより際立ち、面白くなった春臣は休む間もなく、早い律動でそこを擦りあげ、抉る。
「いや...はるおみ...春臣、」
足に力が入り始め、射精を我慢しているのが見て取れた春臣はペンで犯したまま千晶の性器をギュッと掴んだ。そして裏筋に爪を当てながら上下に擦りあげ、先端を痛いくらいに抉った時...――――
「ひっ、あ...あ、やあああッ」
千晶は大量の白濁で自身の服を汚した。
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