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裸で俺は何をしているんだと、途中自分の行動に 笑いが込み上げてきたけど、ここまできたら 絶対ここに繋いでやろうと意地になって なんとか両足を捕まえて拘束した時には 2人でうっすら汗をかいていた。 両手、両足を拘束されたまま、汗を浮かべて 肩で息をする和真は、エロビデオのワンシーンの 中にいるように、色気が決壊している。 時折手足に力を込めて、拘束が外れないかと 試してみても、それが叶わないと分かると 脱力して目を閉じた。 柊生は大人しくなった和真を見て、口の端にキスを してから、ゆっくり椅子から降りる。 「柊生さんやめて、離れないでっ」 和真がまた暴れ出した。 恥ずかしい格好を俯瞰で見られたくない故の 言葉だったけれど、可愛いセリフに柊生は 思わず頬が緩んでしまう。 柊生はそれを隠しながら、バックから携帯を 取り出して、和真のもとに戻る。 「ちょっ…ちょ、ちょっと何それ」 「カメラだね」 和真にレンズを向けて、いきなり写真を撮る。 「!! マジ!?」 撮った写真を画面に表示して、和真に見せる。 「ほら、大丈夫 下は写らないようにしたから」 「バッ…! そういう事じゃない!」 和真はチラリと見てすぐに顔を背けた。 撮られた写真はヘソから上の写真だ。 「でも、なんか色気が足らない…」 柊生はぶつぶつ言いながら携帯をベッドに置いて 和真のもとに戻る。 「一回 出したらいいかもね…」 そう言ってニンマリ笑う。 「怖い! やめて!」 「ジタバタするなよ、余計 燃えるだろ」 低い声で言うと、和真の動きが止まった。 「いい子だね」 そう言って、くたっとしている和真自身を そっと握ると 和真は目を閉じて唇を噛み、膝を寄せる。 「こら、閉じるな」 片手で和真の膝を倒して開かせ 握っている手をゆっくり上下させる。 「うぅっ」 刺激のせいなのか羞恥心からか 和真が声を漏らした。 手の中で、少しずつソレが形を持ち始めたのを感じて 柊生はゆっくり膝をついた。

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