159 / 234

いきなり後ろに指を差し込むと 反射的に和真が腰をひいた。 「なによ…我慢できないんでしょ」 和真が逃げられないように体重をかけて押さえ込む。 指を限界まで差し込んで、指を曲げるようにして 中を広げると、和真が声を上げて柊生にしがみついた。 壁を擦りながらポイントをぐっとつく。 和真は呼吸も絶え絶えで柊生の肩に爪をたてた。 「…もう少し、もう少し」 柊生が吐息混じりに言うと 和真がブンブンと首を降った。 「出ちゃいそう…」 指を抜いて、空かさず自身をあてがうと 和真が咄嗟に、柊生の胸をパシパシ叩いて止めた。 肩で息をしながら柊生を見つめて何かを訴える。 柊生は和真が何を言いたいのか分かっていた。 「大丈夫、中で出さないから…」 柊生の言葉に呆然としながら、あきらめずに 小さく首をふる。 柊生はため息をついて、ベッドサイドから ゴムを取り出した。 「俺、信用無いね」 言ってすぐに後悔した。 和真が泣きそうな顔で柊生を見たから。 「うそだよ、ゴメン。 約束だもんね」 そっとキスして、頭を撫でて ゆっくりと、奥まで 挿入した。 「っ ううぅ…」 中をこじ開けるようにして 入っていく感覚に 和真は呻くように喘いで目を閉じる。 ゆっくり出して、また奥まで一気について 少しずつスピードを早めていく。 和真は理性が飛んだように 絶え間なく矯声を漏らして喉を反らした。 「…俺のもの」 早いスピードで抽送しながら、白い首筋を撫でて 無意識に声に出してしまう。 ー 全部俺のものだ。 いつか、ここに痕を残すのも…。 潤んだ目を少し開き、和真が頷いたように見えた。 それからすぐに、二人ほぼ 同時に射精した。

ともだちにシェアしよう!