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…
羽織ったままのシャツの中に手を滑りこませて
背筋をなぞる。
和真はビクビクしながら柊生の唇に吸い付いた。
突き上げるように下から揺すると
和真もあわせて腰を動かす。
「ぁぁ、ぁぁっ…いぃっ」
腹の上で擦れる和真からも
透明の液が溢れて、濡れている。
ー ダメだ本当にすぐいきそうっ
和真のフェラのせいだ…
柊生は、自分をごまかすように動きをゆっくり
セーブした。
「…ちょっ…とぉ…」
すぐに和真が
どうしてもっとしてくれないの?とでも
言いたげな顔を柊生に向ける。
不満を隠さない
拗ねた その表情も可愛い。
「フフ… カズが動いて」
和真は言われるまま、自分の悦い所を
押しつけるように波のように腰を揺らす。
うっとりと口を開けたまま快感を追う姿は
昼中の和真とは別人だ。
こんな姿、自分にしか見せない
ー 声も、顔も俺だけの和真。
律動が速くなり、和真の中がキュウキュウと
柊生を締め付ける。
首の後ろに回された指にも力が込められて
痛いほどだ。
自分の股の上で、欲望のまま腰を振って乱れる
和真がエロくて耐えられない。
柊生も和真の腰を掴んで、一緒になって腰を
付くと、和真が悲鳴のような声を上げた。
「 ぃ…いくっ!」
その声に合わせるように
柊生も欲を吐き出した。
柊生の腹の上にも暖かな液体が何度も
吐き出されて、和真は全身震えながら
柊生の胸にもたれかかった。
「……キモチ…」
小さな声で呟いて、肩で息をして
柊生がタオルで腹を拭いてる間も脱力して
心地よい疲労感のなか、柊生を入れたまま
眠ってしまいそうだった。
柊生は汗ばんだ背中を抱いて、仰向けで倒れ
しばらくそのまま和真の頭を撫でていた。
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