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第一章・23話

「1限目、テストだろ」 「もう、そんなのどうでもいい。お願い、欲しい……」  ふらふらの葵に肩を貸しながら、公彦は駅構内のトイレに入った。  中に誰もいないことを確認して、二人で広い多目的トイレに潜り込む。  入ったとたん、葵がキスをしてきた。  公彦もそのまま、むさぼるように唇を食んだ。  激しく舌を絡めあい、唾液をくちゅくちゅ鳴らして求めあった。  そうしながら、公彦は両手で葵の腰を撫でさすり、慌ただしくボトムを引き下げた。 「公彦、早く……ッ」  壁側を向いて洋式の便座の上に上がり膝をつくと、葵は水タンクに両手でしがみつき公彦に向かって腰を突き出してきた。  獣の姿勢の葵。  反った背筋がニットの上に現れ、公彦は生唾を飲んでその白い尻に手をかけた。

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