49 / 102

第二章・15

 二人で仲良く食器を片付け、交代でバスを使った。  そして、寝室へ。 「ね、今度は僕を食べてくれる?」  くすくすと笑う扶実が、やけに色っぽい。  肇は扶実を静かにベッドに寝かせ、キスをした。  くすぐるような、ソフトなキス。  それがいつもの肇のキスだったが、ベッドに入った途端、濃厚に変わった。  唇を食み、咥内に忍ばせた舌は大胆に踊る。  扶実の細い舌を捉えて、舐めしゃぶり、絡ませる。 「んんっ、ぅん。はぁ、あ、肇……っ」  キスだけで、腰が砕けてしまいそうだ。 「好きだよ、扶実」  いい匂いだ、と首筋に鼻を擦り付け、強く吸う。 「ダメ。痕が残っちゃう」 「ごめん」  すると肇は、舌先で敏感なラインを苛め始めた。

ともだちにシェアしよう!