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第三章・3
大学の講義を終えて食事をし、パソコンに向かってエロを描く。
もちろんプロになるためにと、様々なコンテスト用の原稿も描いている。
しかし、仲間と一緒にやっている以上、絶対にエロ原稿の方は落とせない。
自然と比重は同人マンガの方へ傾き、ここ3ヶ月はエロばかり描いていた。
リアルとはかけ離れた顔つき、身体を持った女の子。
妄想の中でしかありえない、ストーリー展開。
こんな世界に、最近は嫌気がさしていた。
それでも、仲間とは楽し気に喋るし、褒め合いもする。
そんな自分にも、嫌気がさしていた。
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