60 / 102

第三章・5

「どうしよう。初めは、二次創作から入った方がいいかな」  そちらの方が、ウケがいいのは解っている。  多くの人が、手に取るだろう。  だがしかし。 「オリジナルだ。高校の時から、オリジナルで通ってたからな!」  一次創作で、全年齢向けの、青春学園純愛もの。 「……在庫の山になるかも」  しかし、これは新たな自分を再構築する重要な岐路なのだ。  ウケ狙いに流れて、また自分を見失うのは嫌だった。

ともだちにシェアしよう!