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第三章・40
ゆっくりと引き抜かれる、遠藤先輩のペニス。
お腹の中、熱い。
擦られて、もがいてるみたい。
神経が、快感で泡立つ。
声、抑えられないッ!
「んんあぁ! ひぁあ、あぁんんッ!」
どんどん熱く乱れてゆく美知に、秀郎は逆に心配になって来た。
(何か、柳瀬ヤバいことになってるみたいだけど!? これって、続けても大丈夫なのか?)
ギリギリまで引き抜き、秀郎は恐る恐る美知に訊ねた。
「なぁ、柳瀬。苦しくないか? 俺はもう、ここで止めても……」
「やぁ、だぁ。止めない、で。まだ、欲しい。もっと、欲しいぃ!」
息も絶え絶えではあるが、続行のサインが出た。
それなら、と秀郎は今度は思いきり強く腰を穿った。
肌を叩く音。
鳴り響くローションの水音。
そして、美知の嬌声。
寝室は、どんどん暑くなっていった。
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