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第一章・36

「あぁ、あ。はぁ、はぁ、あぁっ。んッ、んッ、んぅんッ!」  雅臣の腰突きは、優しく丁寧だった。  空は、たっぷりとその愛情を受け止め続けた。 「あ、もうダメ。また、イッちゃう!」 「いいよ。我慢しないで」  でも意地悪な雅臣は、空が達している間も動き続けているのだ。 「それ、ダメぇ! もう、もうヤだぁあ!」  とめどなく溢れ続ける、空の性欲。  雅臣は、それをしっかり受け止めた。 「そろそろ私も限界だよ。ホントに、内に出しても平気?」 「お願い、雅臣。雅臣のが、欲しい! いっぱい、出してぇ!」

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