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第二章・26
勃ち上がった瑞の性器に、涼真はスキンを着けた。
こうすれば、シーツを汚さずに済む。
彼の気配りは瑞にも通じたらしく、息を弾ませながらもお礼を言ってきた。
「ありがとう。ごめんなさい、涼真」
「いいんだよ。じゃあ、後ろ、いくよ」
「んッ、あぁんッ!」
涼真の長い指が、後膣に入り込んできた。
ローションを絡め、ぬぷぬぷと出し入れされると、どうしてもその先の行為を想像してしまう。
「ね、涼真。もう、もういいから。すぐに挿れて……」
「ダメダメ。裂けたらどうするの」
「大丈夫……、あぁッ!」
瑞は、跳ね上がった。
涼真の指腹が、体内の敏感な部分を捉えたのだ。
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