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第二章・28
指を増やしてもっと解そうかと思ったが、やめた。
瑞のおねだりには、敵わない。
「少し痛いかもよ?」
「我慢します」
つぷ、と涼真の先端が瑞に挿入った。
「……ッ!」
もう、それだけで感じて漏らしてしまう。
「瑞、いくよ」
「あ、あぁっ。んッ、あぁ、あぁあん!」
奥まで涼真を迎え入れた瑞は、勢いよく精を吐いてしまった。
「す、ごい。大きくて、硬くて、長いぃ……」
「動いても、平気?」
眼を閉じたまま、瑞はせわしなく首を縦に振った。
涼真の背に手を回し、もたらされる快感に備えた。
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