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第28話

「友達だよ」 「いいなー、声を掛けようか戸惑ったんだけど、仲良さそうに話してたから止めた。ねえ、友達なんて言うけどそうは見えなかったよ。うふふ、彼氏?」  ぶっ。バレてんじゃん。 「誰にも言わないでくれよ」 「言わない、言わない、女が相手だったら妬けるけど、あんなカッコいい子と付き合ってるんだったら許しちゃう。ねえ、もう寝たの?」  寝たって言ってもけつを許したわけじゃないし口で出して貰っただけだ。それを言ったらこの子引くだろう。 「ベッドで一緒に寝ただけだよ」  誠也は苦笑いをした。

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