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第8話

あれから 食堂がちょうど混んで来たので もう次回にしよ!って言った俺の提案を2人揃ってスルーし 俺とセイの部屋にセイが嵐を招いて ソファにセイと嵐が その対面に置かれた座椅子に俺が座って 話し合いなうです。 なんか二人共上から目線で 腕組んで胡座かいてメモ帳とペン持って… 「お前らは、面接官か!? なんやその態度腹立つわぁ。」 「あ、面接官風気に入りませんか? なら取り調べ風と懇談会風と記者会見風 どれがいいですか?あ、あとAV風とかもありますけど!」 「俺はAV風がええな!ユウのAVとか最高。 まあ、相手は俺じゃな許さんけどな。」 「…」 「なら兄貴がリクエストしたAV風で行きましょ!まず神崎様服脱いでベッドに上がってください!その間に俺と兄貴打ち合わせしとくので!」 「じゃ、ユウよろしくなー」 「…ってしねぇーわ!!!」 バカなのか?バカだよな?バカなんだよ。 知ってたわ! 「え?しねぇの?」 しない。するわけねぇだろ。なんでそんなガッカリしてんだ。 「なんで?してくださいよ!脱いでください!」 なんでお前は俺に脱いでほしいんだよ! てかその隠し持ってるカメラ見えてねぇと思ってんのか? あ。 「嵐。お前まだ俺の写真を学園内で売ってんの?」 「そ、そそそんな事もうしてませんよ!」 「ダウト!」 どもり過ぎだわ。俺じゃなくてもバレてんぞ。 実はですね。 この兄貴信者の彼 俺が部屋で昼寝している所や食堂でご飯を食べている所、セイに抱きついて寝ている所、お風呂上がりの俺等他にもいろいろな俺の写真を学園内で販売してたんですよね。 何故分かったかと言うと あれは、たまたま1年の階を歩いていた時 人溜まりがあってその中にユウともう1人同じクラスの知り合い…名前は佐久間 直樹(さくま なおき)がいたので 1年の階で何してんだ?と不思議に思い 近づいて行くと俺の姿を見た人がモーゼの十戒の様に道を開けてくれ近づくと俺の写真が大量に並べられてある机と俺に気づきもせず真剣に選ぶユウと直樹。 そして、俺の顔を見た瞬間青ざめた嵐がいた。 それで問いただすと まさかの俺の写真を販売しているとか言うので 一生そんな事しようと思わないぐらいの トラウマを植え付けてやったのにまだ懲りてなかったとは。。 ちなみにそん時その場にあった写真達とデータ、 セイと直樹が持っていた写真は全て ヤツらの前で灰にしました。 まあ、その後騒ぎを聞きつけた教師達と杏椰が来て杏椰に上手く丸め込まれて その場にいなかった全校生徒と教師達を巻き込み 俺との記念撮影会が開かれたんだけどね。 何の記念だよ!

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