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第31話

やっと残り1人だー! まあ、そのラスト1人がラスボスなんですけど。 はよ来いラスボス。倒してやる。 「うわっ」 「緋悠。目の前で堂々と浮気とはいい度胸やな」 急すぎて何が起きたか分からない俺の上に跨るセイ。 倒してやる!って意気込んでる間に気配なく 近づいてきたセイにベッドに押し倒されました。 「せっ…んぅっ」 「ユウ。お前は誰のや。」 「ひっ、せぃっはぁ…んん」 「お前のそうゆう顔見れるんは これまでもこれから先もずっと俺だけや」 「んっ…まっうぅ」 待ってセイ。皆いるから!って言いたいのに 喋ろうとすればセイの舌が俺の口内に入ってきて 口内を犯される。 視線をズラし周りを見れば 葉月さんと詩音さんは 「ガチホモー!」って発狂してらっしゃるし、 初音は「えっろ!ひ、緋悠がやばい!いつもより色気増してる!」ってシャッター切りながらはしゃいでるし、 直樹は「アイツやっぱやったか…」って呆れてるし、 嵐は「兄貴!ここではやばいっす! でも、緋悠様最高!!!」って叫んでるし、 明智兄弟は殺気立っていて、 龍は翡翠探して見つけて翡翠の目潰しに向かったが返り討ちにされてるし、 翡翠は「」なんて言ってるか聞き取れないが呪いの呪文みたいなのを永遠呟いているし、 杏椰は「やぱ、あぁなるよな。」と頷いている。 伊吹は真っ黒い笑顔でこちらを見ていた。 とりあえず、黒崎兄弟が怖い。 後でのことを考えると悪寒がした が。 「俺以外の奴を見んなや。」 セイの言葉と同時に俺の視界内が セイでいっぱいになった。 「セイ?ちょっ、っっふぁっんぅ」 再び口内を犯すセイの舌。抵抗しようとしたけど セイの手で俺の手を頭上で拘束され、 空いている方の手が、俺の弱い所を知り尽くしたセイの手が服の中に侵入して来て 俺の乳首を刺激する。 久々の快楽とセイの匂いに包まれ俺の抵抗心が俺の理性と共に無くなっていく。 「ふぅっんん…ひゃ、ぁぁん」 「お前は誰のや。」 「んぅ、はっ…せっぃ、のっうぅん」 俺の抵抗心が無くなった事に気づいたセイが いつの間にか拘束を解いていて 周りが見えなくなった俺はセイの首に手を回し セイのキスにこたえていた。 「もう一度聞く、お前は誰のや。」 「はっはぁはぁ…んっ、聖夜の。」 「そう。お前は俺の。 お前がいくら別れたいと思おうが 泣こうが喚こうが俺は一生お前を離さん。 帰ったらこの続きするけんな。 それと、今度浮気なんかしてみ、 今回より俺をお前の身体に刻んでやるわ」 最後にセイから優しくキスの雨が降ってきた。 「緋悠愛してる。」 「俺もっ愛してる。」

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