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第86話

Part1.2共に失敗に終わり Part3…何にしようか。 一般的にこれをされたら一発で冷める事って 浮気されたらじゃね?と思い、 Part3はそれで行こ!って決めたんだけど… 相手に困る。 杏椰と嵐はなんか違うし 翡翠と伊吹と臨也は身の危険を感じるし 直樹と龍は彼女いるし そもそも俺もセイも絡みある相手は後々だるい事になる事が目に見える。 俺は少し知っていて セイはあんま知らなくて 俺とデートしてくれる相手とかいる? ………あ。いた! そうと決まれば! 俺は携帯を取り出しその相手に電話をかけた。 相手に説明すると 快く了解してくれた。 当日が楽しみ ─ 今日がそのデートの日。 ちなみに放課後デートだ。 教室へ迎えに行くと言ってくれたので 教室で待っている。 「ユウ帰らんのー?」 「緋悠!一緒に帰ろうぜ!」 身支度を整えた2人が俺の方へ来た。 「あー、今日はごめん。 この後用あるから…」 「仕事?」 「いや、、「緋悠!」あ!今行く! ごめん!また明日!」 なんと言おうか悩んでいると 丁度相手が来たので さっさとセイと直樹から離れその人の所へ その相手とは、 「久しぶり〜!本当にデート出来ると思ってなかったから嬉しいよ!」 「今日は楽しみましょ!陽!」 うちの風紀委員長の明智 陽 先輩だ。 以前俺の特別一日密着チケットの時 デートしよとお誘いを受けていた事を思い出し お願いしてみたわけ。 今日はお互い呼び捨てタメ語と恋人繋ぎをする事と、 ゲーセンとカラオケに行く事が決まっている。 チラッと後ろの2人を見ると 「うっわ。」 鬼の形相で凄い殺気を放っている者が2名… 怖いわ! 「なんか殺気感じるんだけど」 「あー、ほっといて行こ!」 恋人繋ぎをして まずはゲーセンへ向かった。 一方その殺気立っている2名 セイと直樹はそんな2人を付けて行く事を決め 彼らの後を追いかけたのであった。 場所が変わって ゲーセンなう!!! いつもよりテンション上がってるのは暖かく見守って欲しい。 ゲーセンとかあんま行ったことないから 新鮮でキョロキョロしていると、 「緋悠。まずはこれで勝負しない?」 そう言い陽が指さしたのは… 太〇の達人だった。 これってあれよね? 赤いやつが来たら真中叩いて 青いやつが来たら太鼓のふちを叩くやつだったよね? ルールは知っているが実際にやるのは初めて。 「やろー!」 お金を入れ曲を選ぶ画面になった 「緋悠決める?俺が決めても良い?」 「陽決めて良いよ!」 「おっけ!なら…これとかどう?」 「良いね!それにしよ!」 陽が選んだのはHaRuの曲で1番有名な歌だった。 …陽も俺の歌知ってるのね。ありがとう。 太鼓が終わると次にゾンビを撃つシューティングゲームをしてプリクラを撮って 次はカラオケへ向かった。

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