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第88話
「はっ、やぁンン、っやだ!」
現在靴を履いたまま
セイのベッドの上に繋がれちゃって荒々しいキスを受けているところなのだが…
「何が嫌なんや!そんなにあの男がえんか?」
そうじゃねぇよ!
チラッと視線を横に向けると、
顔を真っ赤にして俺らを食い入るように見ている直樹がいる。オマケにビデオカメラまで持ってやがる…
なんでコイツもいるわけ!?
見られながらヤる趣味なんてないし
撮られながらヤる趣味もないんやけど!
てか、そもそも縛られてする趣味もない!
「なっ、んで直樹おるん!」
「俺に集中せぇ。
今お前に触れよんは誰や?緋悠」
それはお前なの分かってるけど…!
ダメだ話が通じない。
自業自得だけれどもこの状況を誰か説明して。。
直樹の方を見ていた顔を
聖夜の手によって聖夜で視界をいっぱいにされる
「やっ、聖夜っはァんぅっ」
再び唇が重なり口内を攻められる
クチュクチュと卑猥な音が頭にダイレクトに響いて俺の理性を少しずつ奪っていく
「緋悠。」
キスに夢中になっていると、
名前を呼ばれいつの間にか閉じていた目を開け
目の前の聖夜をぼーっと見る
「こんなトロトロになって
乱れたお前をこうやって見れるのも
こうやって…」
俺のシャツに聖夜の手がかかり
俺に見せびらかすように一つ一つボタンを開けていく。
「お前の服を脱がせるのも」
「…んっ」
シャツのボタンを全て開けられ
俺の腹を聖夜の指がツーっと撫でる
「お前にこうやって触れるのも
全て俺だけや。お前が俺から離れようとしても俺以外の人を好きになったとしても、
俺はお前を手放せん。」
「っ!!」
お前は俺をどんだけ溺れさせる気や。
愛が重すぎて逃げようとすればするほど
どんどん堕ちて飲み込まれる。
「緋悠。今日は俺が満足するまで抱き潰すけんな。
浮気した罪身体で俺に支払え。」
別れてくれ大作戦Part3の浮気は、
聖夜にとっては冷めるどころか更に燃える案件だったらしい。。
「…んっ」
聖夜の唇と俺の唇が再び重なり
ちゅっとリップ音を響かせながら角度を変えて
キスを繰り返す
「緋悠舌出せ」
言われた通りに舌を出すと、
「んぅ、せいっンン」
聖夜の舌が絡み
聖夜の下が俺の口内へ入ってきて
歯列をなぞったり舌を吸われたり
俺の口内を犯していく。
「はっ、はぁっ、ん。」
無性に聖夜に抱きつきたくなり
手を聖夜の首後に回そうとしたものの
縛られていて叶わない。
「せいっ、んぁ、手のけてっ」
「んっ…ええよ」
俺が抵抗しないと分かったからか
繋がれていた手をのけてくれた
すぐに聖夜の首後に腕を回す
クチュクチュと卑猥な音が頭に直接響いて
脳内を直接犯されているみたい。
聖夜の唾液が俺の口内に入り飲み込み
代わりに俺の唾液を聖夜が飲み込む
まるで、俺の中に聖夜が入ってきて
聖夜の中に俺が入ったみたいな
心が満たされていくような、そんな感覚。
もっと他の所も聖夜に触って欲しい と思っていると、
聖夜の唇が糸を引き離れていった。
それを無意識に目で追うと
「もっと欲しかった?」
とニヤニヤしながら言う聖夜。
素直に頷くと
聖夜の顔が赤くなりそれを隠すように俺の耳元へ口を寄せ
「あー反則!!
キスもええけど緋悠やってもっと触ってほしいやろ?腰揺れてたで。」
と言い俺の耳を舐める
それは、耳から首へそこから下へ下へとおりて行き
「緋悠のココも舐めんとなぁ」
と聖夜が止まったのは
俺の息子。
既に勃起していて上を向いているソレを
俺に見せびらかすように咥えた
「っん!ぁンン、はげしっ」
俺の弱い所を知り尽くした聖夜が
激しく攻め立てる。
「はっ、ァん…まっ!」
やばい出る!!!と思った瞬間
「緋悠我慢や。」
離されてしまいイケなかった。
「なっんで!いきたっ!」
頭の中をイキたいが支配する
「俺の舐めてそしたらイかしてやる」
そう言い目の前に差し出された聖夜の息子
これを舐めたらイかせてもらえる
これを舐めたらイける!
理性なんてとっくに吹き飛んでいた俺は
聖夜の息子を咥えた
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