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*飲み会当日* 和くん家の最寄り駅で 待ち合わせをして波瑠くんが 迎えに来てくれるらしい。 「芙美乃さん、お待たせしました」 走って来たのが分かるくらい 波瑠くんは息切れしていた。 『大丈夫だよ』 波瑠くんは真面目は方なのに 何で和くんと付き合ってるんだろう。 不真面目ではないけど 真面目でもないような…… 俺様だし、ドSだし、 波瑠くん限定で いじわるだしね(笑) 『ねぇ、波瑠くんは何で 和くんと付き合い始めたの?』 きっかけは どっちからだったんだろう(๑・.・๑)?? 「告白は和巳からだったんですよ」 へぇ~ あの何様俺様ドSな和くんが…… 『なんて言われたの?』 プライドが高そうな和くんが どんな告白をしたんだろう? 「大体の予想はつくと思いますが まぁ、上から目線の告白でした(クスッ)」 あ~、何となくわかった気がする(苦笑) 「【俺と付き合えよ、 お前に拒否権はないけどな】 と言われました」 和くんだから妙に納得できる。 『惜しみ無い俺様発言だね』 クラスの男子とかが言ったら おもいっきりドン引きするな。 想像しただけでも無理だった…… 『でも、その告白だと 逆に付き合いたいとは思わなくない?』 「少し強引なくらいの 人が好きなんです//////」 マジか!? 『波瑠くん、Mなの?』 勢いで訊いてしまった。 「芙美乃さんは直球ですね」 ある意味失礼なことを訊いたのに 波瑠くんは笑っている。 『ごめん』 謝った後も 波瑠くんは笑っていた。 「和巳ん家に着きましたよ」 話してる間に着いたらしい。 ぅゎぁ、 和くん良いところ住んでんるなぁ~ 家賃高そうだなぁ。 「和巳ん家は十一階ですよ」 波瑠くんはポケットから キーケースを出すと、 四本の内の一本で オートロックを解除した。 合鍵ねぇ(苦笑) 十一階に着き、手前から 三番目の部屋の前で止まり 玄関を開けた。 「和巳、芙美乃さん 連れて来ましたよ」 開けっ放し? 『お邪魔するよ』 中に入ると和くんが つまみやらお酒やら 用意しているところだった。 「芙美乃、いらっしゃい」 俺様教師の意外な一面を見た(笑) ○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。 帰りは兄貴が迎えに来てくれた。 歳が近いからか同士だからか 兄貴は二人と仲良くなっていた。 『和くん、波瑠くん 今日はありがとう、楽しかった』 学校にバレたらヤバいけど 本当に楽しかった☆*: まさか、教師二人と 飲むことになるとは 思わなかったけど とても楽しかった。

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