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第四章・19
「あっ! あぁ、あぁんッ!」
時折いたずらっぽく指先で千尋の棒心をこすると、もうたまらないというように悦い声で啼くのだ。
そんなことを繰り返すうちに、千尋は大きく引きつりついに果ててしまった。
ぐったりと横たわり、精液にまみれてはあはあと息をつく後輩の姿は扇情的だ。
その頭に手を載せ、軽くなでるとうっすらと眼を開いて挑むような視線を絡みつかせてきた。
「今度は、先輩の番……」
帯を解き、下穿きの中に手を忍び込ませると硬く勃ちあがった弦のものがすぐに触れてきた。
横になったまま身を乗り出し、あぐらをかいた弦の膝に頭を乗せるとなんだか甘えた気分になる。
そうしながら舌は大きく伸ばし、ペニスにいやらしく絡め始めた。
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