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第五章・17

「やあぁあ! あッ、あッ、あぁあ!」  指をさらに三本に増やし、圧を加え続ける。  こらえ性のなくなった千尋は上半身をよじり、シーツを掴みしめて必死で快楽を逸らそうとするが、押し寄せる波は次々に泡立ち体の奥を刺激し、頭の中をぐちゃぐちゃに乱してくる。 「あッ、あッ、いや! ダメ! 弦先輩。先輩、出ちゃう!」 「出してもかまわんぞ」 「いやぁ! ダメえぇ!」  ひくぅッ、とのけ反り、千尋は白い体液を吐き出した。  エアコンで冷え切った肌に、やけに温かく感じる。  ローションと混じり合い奇妙なマーブル模様を作るそれを後膣に塗りこみ、弦は自らのものをずぶりと埋め込んでいった。

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