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第七章 僕、先輩が欲しいな。誕生日プレゼントに。
もう9月も終わりだな、と千尋は壁に掛けられたカレンダーを改めて眺めた。
長かったようで、短かった9月。
弦の為に一生懸命キャラ弁を作ったり、体育祭で同じ白組として競技したりした、9月。
「楽しかったな」
10月には、文化祭を控えている。
今度は、どんな出来事が僕を、先輩を待っているんだろう。
そんな期待を胸に、千尋は10月を思った。
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