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第七章・27

「少し冷たいぞ」 「はい……」  事前に、そう言ってくれる弦の気遣いが嬉しい。  あぁ、これも執事効果かな、と頭の片隅でぼんやり考えた千尋だったが、後膣に太い指が挿入ってくると、そんな思いは吹き飛んだ。 「あぁっ! ん、あ、はぁッ! はぁ、はぁ……」  千尋の片足を掴んで大きく広げさせ、弦はその体内を指でさんざん嬲った。  千尋は片手で、自分の性器をゆるゆると扱いている。  時折その内股がひくりと痙攣し、粘りのある体液が先から流れ出す。

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