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第七章・28

「んんぅッ!」  大きな痙攣の波が走り、千尋の体からぐったりと力が抜けた。 「先にイッたか? 千尋」 「ごめんなさい……」  恥じ入る小さな声が、かわいい。  では、今度はこちらの番だな、と弦は硬く張りつめた自らのものを掴むと、千尋の秘所に押し当て、ゆっくりと刺し貫いていった。 「あっ、あっ、あぁぁ」  うっとりと艶のある千尋の声。  初めの頃は、耐えているような痛々しい悲鳴だったが、今ではすっかりその味を覚えてしまった。  弦を呑み込むように、受け入れてくる。

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