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第7話

 ネクタイは解かれ、ブレザーとシャツのボタンは全部外された。  制服のズボンは下ろされ、白い肌を剥きだしに晒された。 「いい恰好だな」 「脚はしっかり掴んでろよ」  ただ事ではない状況に、霧也は悪寒を覚えた。  大きく広げさせられた脚の間に、男が割って入ってきた。  指先で後膣を撫でられ、ようやくこれから何をされるのか想像できた。 「やめ、ろッ!」 「暴れンな」 「イイ事してやろう、ってんだよ」  下卑た笑いを含ませながら、不良共が囃したてる。  そのうち霧也の股の間にしゃがみ込んだ男が、ローションを塗りたくった指を見せつけてきた。 「天国にイカせてやる」  ずぶり、と一気に指が霧也の体内に侵入してきた。 「ッ!」  歯を噛みしめ、耐えた。  思わず四肢を動かそうとしたが、手錠と不良共によって動きは封じられている。    男の指は奥へと挿入り、体内を掻き回す。  霧也の肌は、嫌悪に粟立った。  だが、本当の凌辱は、ここから始まるのだ。

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