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第18話
「口でする!?」
「そうだ」
仁は、霧也の爆弾発言に目を円くした。
「いつも、お前が私を弄るばかりだろう? たまには私が仁を可愛がってやる」
そこまで言うなら、と仁は早速ベルトに手を掛けている。
「でも、突然どこからそんな発想を?」
「いかがわしいサイトで勉強した。『ふぇらちお』とか言うんだろう?」
「……霧也に、そんな言葉使って欲しくねぇなぁ」
それでも、すでに興奮して勃っている仁のペニスだ。体は正直なものだ。
(あん時の仕返しに、歯ぁ立てられるかもしんねえな)
そんな恐れは抱いたが、仁は霧也を信じて急所を晒した。
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