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※ 久しぶりの時間

「たっだいま~!」 約二週間の冬休みを終えて俺達は天羽学園 へと戻ってきた。明日からは授業がはじまる。この二週間はひたすら家族との時間を楽しんだので、何だか寮の部屋がひどく懐かしい。 一緒に学園に戻ってきた真斗は中等部の寮へ、騎麻は明日の始業式の準備のために生徒会室に行ってしまった。二人も冬休み中はほとんど一緒に居たので周りが静かで少し落ち着かない。 でも、隣にある温もりのおかげで俺の機嫌はかなり良い。 「随分機嫌いいな」 「久々に嵐ちゃんとゆっくり出来るからね~」 上機嫌でソファーに座る嵐ちゃんの膝にころんと転がる。そのままお腹に抱きついて深呼吸をすると鼻いっぱいに大好きな香りが広がった。 クンクンクンクン。はぁ~、好き。 「ねぇ嵐ちゃん」 「ん~?」 あ~やばい。嵐ちゃんの匂いを嗅いだだけで何だか興奮する。なにこれ嵐ちゃんマタタビ効果?俺にゃんこ? 「えっちしよ」 「いいぜ」 即答!でも俺は気付いていた。さっきから嵐ちゃんの顔がやばいことを。何がやばいって、色気がだだ漏れまくってる。今の嵐ちゃんを直視した人は多分、視線だけで妊娠する。そのくらいえろい。 嵐ちゃんの首に腕を回して引き寄せるとどちらともなくキスをする。そっと開いた唇の隙間から入ってきた熱い舌に夢中で自分のそれを絡ませる。気持ちいい。 「ん、レイラ脱いで」 促されるままに嵐ちゃんの手によって次々に服が剥ぎ取られていった。空調のおかげで寒くは無い。むしろ興奮している身体は火照って熱い。 「なに、触ってないのにココ反応してんだけど」 「んっ、っ、やばっ」 急に中心を握られたことによりビクッと身体が跳ねる。だって一週間ぶりなんだから仕方ない。それは嵐ちゃんも同じはずなのに、全裸の俺に対して上すら脱いでいない状態で、余裕そうに笑顔を向けているのが何だか悔しい。 「嵐ちゃんも早く脱いで」 「はいはい」 ニヤニヤした顔のまま俺に服を脱がされていく。程よく割れたお腹と引き締まった腕や脚の筋肉は、俺のペラペラな身体とは違って男らしい。 もーっ相変わらずえろい身体! 我慢出来ずに最後に残っていた下着を剥ぎ取ると飛び出てきたそれに思わず笑みがこぼれる。嵐ちゃんも余裕ないじゃん! 「なに?舐めてくれるの?」 「ん、嵐ちゃん俺のも」 「こっち向いて」 促されるままに向きを変えるとすぐにやってきた快感に震える。焦らすことなく俺の好きな所を刺激してくる嵐ちゃんに負けじと、目の前のものをパクリと咥えた。 「っ、ぅ、らんちゃっ」 出る、そう思った瞬間に先端を舌で抉られ一番強く吸われると一溜りもない。ビクビクと震えた後にやってくるのは脱力感。 気持ちぃ・・・ 「レイラ」 「ん」 はいはい、嵐ちゃんのこと忘れてないですよ~。イって少し余裕の出来た所で再び目の前のものへと舌を這わす。 あまり咥え過ぎると顎が疲れる。だってサイズがおかしいし。俺も割りと大きいんだけどな。

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