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※ 仲直りをしよう

なんとか俺の人生初の喧嘩は無事に終結した。 「疲れたな・・・」 「うん・・・」 喧嘩ってこんなに疲れるものだったとは。部屋に戻ってきた俺達は今、二人で湯船に浸かっている。まだ昼過ぎだけど、なんだかどっと押し寄せてきた疲労に、早めに風呂に入って部屋でゆっくりすることにした。 「嵐ちゃん、大好きだよ」 「俺も」 嵐ちゃんのしっかりと厚みのある胸元に凭れるように後ろから抱き込まれ、ゆっくりと湯船に浸かる。ちゅっちゅと首筋にキスを落としてくるのが擽ったいけど、俺のせいで寝不足な嵐ちゃんの好きにさせておく。 しかしそれは次第にエスカレートしていき、お腹周りに回されていた手が胸の突起を掠める。そのまま擽るように動いていたかと思えばキュっと摘まれる。 「っあ、」 その後も強弱をつけて揉まれると堪らず声が漏れた。 「らんちゃ、」 「逆上せる前に移動するか」 「ん」 抱き上げられ軽く水気を拭かれた後、寝室へと移動する。お風呂上がりで温まった身体と、先程の胸への刺激で頭がぼーっとしているみたいだ。 「寝不足なのに大丈夫?」 「運動してからしっかり寝る」 休日の昼間からなんて、ちょっといけないことをしている気持ちになる。それでも俺も嵐ちゃんも止めるつもりはない。 ベッドに転がると同時に熱く激しい口付けを交わす。お互いを食い尽くすようなその激しいキスで、どちらのかも分からない涎が顎をつたうが気にしてなんかいられない。 昨日は初めての喧嘩のせいで、もしかしたらこのまま仲違いしてしまうのではと、死にそうな気持ちだった。そのせいなのか、今は少しでも嵐ちゃんを身近に感じたい。 嵐ちゃんも同じ気持ちなのか、なんだかいつもより余裕がないようだ。 早々にベッドサイドの引き出しからローションを取り出し、後ろを解しにかかる。その性急な中でも俺のいい所をしっかりと刺激してくる長くて太い指がたまらない。 「あっ、んん、はぁ、っ」 「・・・入れるぞ」 シュッシュッと軽く自分のものを扱いた後に解されたそこへと熱い先端を押し付けてくる。間を置かずにゆっくりと押し広げるように入ってくるそれに全身がじんわりと痺れていく。 やばい、気持ちいい。 感覚が馴染むのを待ってから動き始めた腰の動きが徐々に激しくなる。 「ぁあっ、や、はげしっっ、んぁっ」 「っは、」 大きく開かされた脚の間でしっかりと俺の腰を掴んだ嵐ちゃんが、叩きつけるように腰を打ち付ける。思わずその激しさに声を上げるけど、止まるどころか更に激しくなる動きにただ嬌声をあげることしか出来ない。 我慢出来ずに精を吐き出した俺に対して嵐ちゃんの動きは止まらない。強過ぎる刺激につい目の前の大きな身体にしがみつく。 「あっ・・・んあっ、んんッ」 「っっ、ふ、・・・悪い」 結局嵐ちゃんがイくまでにもう一度イってしまった俺の敏感になり過ぎた身体がビクビクと跳ねる。そんな俺を優しく撫でる手の感覚にも反応してしまい、快感にまた熱を放ったばかりの下半身が硬さを持ってくる。

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