「あっ･･･だめ、ん、きもちぃ」 硬さを持ち始めたそこをやわやわと揉みこまれる。その緩やかな動きが気持ち良くて腰が無意識に揺れる。何度もイって敏感になっている身体は、優しく撫でるような動きですら気持ち良すぎて辛い。 ベッドに横たわっていた姿勢から抱き起こされると、自分の体重で更に深く繋がった。俺の中に入ったままの嵐ちゃんは既に硬さを完全に取り戻していて、俺の最奥に入り込もうと刺激してくる。 「っはぁ」 快感で俺の中が締まったせいか、嵐ちゃんから熱い息が漏れ、その声に更に興奮する。 えっちの最中何度も体勢を入れ替えるけど、バックからはしない。本当はバックの方が姿勢的にも楽なんだけど、顔が見えない状態は寂しいし、抱き付きたいしキスしたい。それに嵐ちゃんの欲情したえろい顔を見るのが好きだ。 「奥、入れるぞ」 奥の奥。普通ならなかなか届かないそこにも、嵐ちゃんの規格外なものなら余裕で届いてしまう。奥の壁を突破する瞬間は何度経験しても慣れない。そこを突かれるだけで快感が強過ぎて脳の細胞がバカになっていく気がする。しかも少し動くたびに俺のペニスが嵐ちゃんの綺麗に割れた腹筋に擦れて、それだけでもイきそうだ。 ぐぷっ 「っっんぁあｯ！！」 あまりの刺激に我慢出来ず、三度目の精を放つ。流石にもう色も薄く量も少ない。イきすぎてなんだか頭もぼーっとしてきた。 きもちぃ、もうむり、だめ、いい、もっと･･･ 頭の中でぐるぐると言葉が回る。 奥での快感は強過ぎて嵐ちゃんが動くたびにずっとイっている。もう出すものが無くて、それでも出さなくてもイけることを知っている身体は、素直に快感を受け入れる。 徐々に動きが速くなり、嵐ちゃんも限界が近いようだ。ラストスパートというように先程よりも激しく奥を出入りする。 「あっ･･･だめ、らんちゃっ、ん！っ」 「っっ」 ぷしゃぁぁあぁっ 腹の底に熱を感じるのと同時にイきすぎて柔らかくなったペニスを大きな手で握られ、先端を擦られる。やばいと思った時には遅く、つま先から頭のてっぺんに駆け巡るような衝撃と共に、透明な液体を噴き出していた。 「あっ、ぁ、んぁ、、」 ピュッピュッと最後の一滴まで絞り出すように揉みこむ動きに身体を震わせて堪える。 ･･･もう全身何の体液かわからないものでべちゃべちゃだ。 ずるりと後ろから嵐ちゃんの熱いものが抜かれた刺激にすら身体が反応する。今日はなんだか一段と激しかった。毎度のことではあるけど指一本動かしたく無いほどに疲れた。 その後、嵐ちゃんに抱えられて二度目のお風呂に入り、綺麗にしたベッドにまた寝転ぶ。 「ふぁ～･･･」 「嵐ちゃん眠そう」 元々寝不足だった上に激しく動いて体力を消費したから当たり前だけど。俺の身体をがっちりとホールドした嵐ちゃんが大きな欠伸をする。元々高めの体温が眠さで更に温かい。ぴったりと密着した肌からゆっくりとした鼓動が聞こえ、温かさに俺まで眠くなってきた。 すぐに小さな寝息が聞こえてきた。眠ってもしっかりと俺を抱き締めた力は緩まらず、その圧迫感になんだか安心する。 (仲直り出来てよかった･･･)