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第27話

「もう大丈夫だから」 「いや、家まで送ってく」  永亮は、海に付いて彼の家までやってきた。 「じゃあ、ここで。明日は、サッカーがんばってね」 「……上がっても、いいかな」 「え、と。別にいいけど、夕食の準備、今からになるから……」 「いや、飯を食べたいんじゃなくって」  海の部屋に、行きたい。  そう、永亮は言った。  え。  それって。 (部屋デート!?) 「何て言うか、その。海を、清めたいんだ」 (お清めセックス!?)  ぼうっとした心地で、海は永亮を部屋へ招いた。

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