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第15話
俺はね、基本臆病なんだよ
息するように嘘をついて
眠るように人に合わせる
嫌われないように、何かあった時信じてもらえるように
そこに君が現れた
俺にとっては最悪のモンスター
でも最愛の恋人
嫌われてもなんでもいいからただそばに居たかった
君以外はいらないと本気で思った日もあった
俺はずっと、君を待ってたんだと思うんだ
君は気付いていたかな?
俺が君しか見ていなかったこと
嫉妬なんて、する必要ないんだよ
だって俺の目には君以外映っていないんだから
目移りなんてするはずない
君が隣にいるんだから
まあ、君が嫉妬する顔も可愛いけれど
どうせなら笑ってほしいと思うのがいい彼氏ってやつだろうね
たまにめちゃくちゃに泣かせてやりたいとも思うけど
君に嫌われるのは嫌だから、酷いことはしないよ
許してくれるのなら、俺の理性は崩壊するだろうね
君は知らないだろう?
俺がこんなことを考えているんだって
俺はね、基本一途なんだよ
君だけが好きなんだ
君と歩む未来は、
恋なんて言葉じゃ到底足りない
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