「いい味してるぜ、雨宮。俺の見込み通りだったな」 「……」 　吉乃は、呻くこともできなくなっていた。 　気を抜くと、吐いてしまう。 　必死で口を押え、早く終われと心の中で唱えることしかできなかった。 「どうだ、感じて来ただろ？　俺のテク、巧いだろ」 　江頭のペニスが、吉乃の腹の中でいいように暴れている。 　それでも、吉乃の分身は萎えたままだった。 　レイプされているのだ。 　感じるも何もなかった。