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第一章・13

「キャンキャンうるせえなぁ。秋也、しゃぶらせて黙らせろ」 「あ、ンむッ!」  玲は青くなって秋也の方を見た。  秋也はそんなことしない。  そろそろ拓斗をたしなめて、場を納めにかかってくれるはず、との玲のささやかな願望は、もろくも崩れ去った。  目の前にいきりたった秋也のものが迫り、有無を言わさず口の中にねじ込まれてきた。 「んッ! んぅ」 「がんばれよ~、秋也。最低10分は粘らねえと、植村に死ぬまで馬鹿にされるぞ」  笑いを含んだ拓斗の声がいやらしい。 「ふざけるな。30分は持つ」  二人はそれぞれ随分勝手な事を言っている。  30分もしゃぶらされてはたまらないので、玲は必死で秋也のものを舐め上げ始めた。

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