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第一章・18

「秋也? ちょ、ちょっと!?」  耳を甘く噛まれ、舌で舐められ、強く吸われる。  腕は胸にまわされ、小さな尖りを探り当てて指の腹で転がし始めた。  玲はさらに過激になってきた秋也の動きに慌てた。  両腕は、拓斗に今度は前でしっかりと掴まれているので逃げられない。 「もうやめて。お願い、秋也。赦して」  弱々しい哀願の言葉は、逆に秋也の嗜虐心に油を注ぐ。  弱点の耳をたっぷりと嬲られ続けるうちに、玲はたまらなくなって喘ぎ始めた。 「はぁッ、イヤ。あ、あン。やだ。ああっ……」 「イヤというわりにはイイ声だなぁ、玲」  拓斗はにやけた声で揶揄すると、玲の両腕をすでにベッドと化しているソファの上に押さえつけた。  上半身が前かがみになり、四つん這いになった玲の腰に秋也が早くも硬くなり始めているものを擦り付けてきた。 「あぁ」  溶けるような玲の甘い声が、室内に響き始めた。

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