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第二章・20
咥内での抜き差しを加え、指先で浮き上がった筋を軽くこする。
喉の奥深くまで咥えこみ、舌を伸ばして陰嚢を舐め上げる。
巧みな愛撫に、秋也のリミッターはついに弾け飛んだ。
腰を大きく動かし始めた秋也。
玲は、激しいその動きに合わせて舌を躍らせた。
「ゥんッ! んっ、んッ」
いつもより深く喉の奥に突き上げてくる秋也の動きに、玲はむせた。
涙がにじんでくる。
秋也の両手が、玲の髪をつかみ、頭をしっかりと押さえて責め立ててくる。
柔らかな喉奥まで、何度も何度も突き上げられる。
苦しさから逃れようとしても身動き一つできずに咥内を犯され続ける時間は、永遠のように長く感じられた。
秋也の動きに合わせて軋むベッドの音だけが、やけに大きく聞こえた。
「くッ」
軽い呻きとともに、ようやく秋也が放精した。
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