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第四章・28
無理やりだった、との言い訳はきかない。
しまいには身も心も開いて乱れたのだ。
怒っているのだ、秋也は。
無理もない。
秋也は拒んで、拓斗には許したのだ。
そして、彼をひどく傷つけてしまったことを悟った。
ないがしろにされたと、思われているのだ。
秋也の指先が、内壁の敏感な部分を押さえた。
「んんッ!」
「気持ち悦かったら、声を出したらどうだ」
「ぅん、んんッ」
秋也の指先が弱点を押しこするたびに、玲は体をひきつらせた。
人の話し声が、足音がわずかに大きくなった。
近づいているのだ。人が。
体はどんどん昂ぶってゆく。
だが、物音をたてることは許されない。
これは罰だ。
秋也を傷つけた罰。
そう思った時、秋也の猛々しいものがゆっくりと後膣から侵入してきた。
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