胸をいじりながら、秋也は手を玲の下肢に伸ばした。 　先客がすでにいる。 　拓斗の手が、玲の棒心をゆっくり擦りあげている。 　邪魔をしないように、秋也はその先端に触れた。 　たっぷりと溢れている蜜を絡めて可愛がるように撫でまわすと、玲はさらに激しい喘ぎを漏らして身悶えた。 「あぁッ！　んぁ、あ、はあぁッ！」 　勢いよく、玲のものから白濁の液が吐かれた。 「あぁ……」 　肩で息をしながら、秋也にくたりと体を預ける玲。 　まだまだこれからだが、あまり急激にいじめすぎても可哀想だ。 　拓斗は一旦その手を動かすのをやめ、後ろから優しくその体を抱きしめた。 　好きだ、玲。 　愛してる、お前は最高だ。 　そんなことを言いながら、細い肩を撫で回す拓斗。 　口下手な秋也は黙ってはいるが、その大きな手で優しく髪を撫で時折軽いキスをくれる。 　玲の息が整うまで、そうして充分休息をとった。 　やがて玲は、秋也の体に頬を擦り付けながら少しずつ身を曲げていった。 　その意を汲んで、上半身を起こす秋也。 　玲は腹這いにかがんで、その脚の間に顔を埋めた。