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第五章・22

「んっ、ふ。ぅうん」  舌を伸ばし、秋也のものを大きく舐め上げる。  浮き上がった筋に舌先を往復させると、たちまち硬さと大きさを増していった。  手に取り、たっぷりと味わうように秋也の分身をしゃぶる玲。  ぴちゃぴちゃと濡れた音がたち、施しているうちに昂ぶる喘ぎが混じる。 「はぁ、はッ、んぁ」 「いい子だ、玲。すごく上手だぞ」 「んッ、秋也ぁ……」  珍しく声をかけてきた秋也に嬉しくなった玲は、口いっぱいにものを頬張ると抜き差ししながらしごきだした。 「いい子の玲に、ご褒美をあげなきゃなぁ?」  拓斗はそう言って小さく笑うと、ローションを指に絡めて後膣にゆっくりと埋め込んでいった。 「うッ、んぅ」  浅いところに指を擦りつけ、ぬぷぬぷといじる。  秋也を咥えていた玲は、ぶるっと身を震わせるとおねだりをしてきた。 「拓斗。ねぇ、もっと……」  夢の中では、かなわなかった快感を求めて、身悶える。 「もっと? いいぜ。もっとだな」  もっと奥へその指を進めると、玲の体は大きく反った。

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