162 / 256

第五章・24

「あっ、あぁ、んぁ、ああッ」  甘い悲鳴をあげる玲の口はすっかりお留守になってしまっているが、それでもがんばって秋也のものにしゃぶりついてくる。  不規則な刺激に、かえって新鮮な快感を得た秋也は、こらえきれない昂ぶりを感じ始めていた。 「玲、出してもいいか」  秋也の声に、玲は大きく脚を開いた。 「秋也も。秋也も、きて」  口の中に出すつもりだった秋也は、少し慌てた。  二人同時に挿れたりして、玲は壊れてしまわないだろうか? 「あぁッ。秋也、早くぅ」  悦にとんだ玲が、せがんでくる。 「痛かったら、すぐに言うんだぞ」  拓斗と向かい合わせに、玲を挟み込んで抱いた。  狭い後膣にペニスをねじ込むと、意外なほどすんなりと受け入れてくる。  だが、さすがにきつい。  慎重に腰を進める。  秋也のものが奥へ奥へと挿いりこむたびに、玲は悦びの悲鳴をあげた。 「ああぁ! あんッ! あ、ぁあ、やぁああ!」  拓斗と秋也、二人同時に飲み込んだ玲の内壁は激しく蠢き、逆に二人を責め立ててくる。

ともだちにシェアしよう!