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第六章・17

 そんな意地悪をしながら、唇は、歯は、舌はどんどん玲の乳首を弄り回す。  ゆっくりじっくり味わう秋也に、細かく激しく刺激を与える拓斗。  異なる二つの責めに、玲は悲鳴を上げた。 「出させてください! お願いイカせてえぇ!」 「よくできました♪」  拓斗が手を離すとすぐに、勢いよく精が飛んだ。 「あぁ……」  ぐったりと力を抜く玲の髪を、拓斗はさらりと梳いた。  いい子になってきやがった。  これはまだまだ愉しめそうだ、と舌なめずりをした。

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