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第七章・13
「あんっ!」
クリームを胸に塗ると、ぴくんと玲の体が跳ねる。
スクレーパーで撫でつけると、顔を逸らせて震えている。
これは、玲も気持ち悦くなってきているに違いない。
顔を背けることができないように、ほんのり赤く染まった頬にもクリームを絞った。
本格的に動けなくなってしまった玲は、二人にデコレートされながらうっすら唇を開いて甘い息を吐いている。
瞳は熱く潤み、拓斗の言った通り、ぽっかぽかになってしまっている。
「さて、完了~♪」
クリーム、砂糖漬け、そして果物で飾られた玲の盛り合わせが、秋也の前に長々と横たわる事となった。
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