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第八章・22
ズッキーニ!
拓斗は玲に、極太のズッキーニを咥えさせたのだ。
いやらしく出し入れさせながら、これまたいやらしい事を言う拓斗に、玲は震え上がった。
「ズッキーニがそんなに美味いんなら、下のお口にも挿れてやろうか? ん?」
「拓斗、やめて!」
「それは面白そうだ」
「秋也までそんなコト!」
ぽろぽろ流す涙を、秋也は優しく舐めとった。
「冗談だ。新妻にそんな仕打ちはせん」
「ホント?」
「でもまぁ、ズッキーニが嫌なら別のものをしゃぶってもらわなきゃなぁ」
別のもの、とは玲にも容易に想像がついた。
しかし、ズッキーニを突っ込まれるよりましだ。
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