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第八章・26
「玲!?」
「ふぅ……、顔射も好きでしょ?」
玲の白い顔に、秋也の精がべっとりとかかってしまった。
途端に、頭から血の気が引いてゆく心地の秋也だ。
「すまん」
「いいから」
顔を洗う、と流しの方をくるりと向いた玲は、これ見よがしに腰を後ろに突きだして見せた。
片手でエプロンの端をつまんで、ぴらりと持ち上げて見せる。
白いヒップで誘いにかかる。
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